痴漢冤罪保険があれば… 「少額短期」保険市場切り開く ニッチな商品開発に脚光 (4/4ページ)

SOMPOホールディングスグループ2社に「明日へのちから」の商品説明を行う安藤克行アイアル少短社長=8月29日、東京都品川区
SOMPOホールディングスグループ2社に「明日へのちから」の商品説明を行う安藤克行アイアル少短社長=8月29日、東京都品川区【拡大】

 保険会社が「取り上げるにはマーケットが小さい」「万人向けではない」といって商品化しなくても、独自性を売りにする少短は「小さいが確実に需要がある」と判断すれば積極的に商品を投入する。業界初、日本初にこだわるのは、困っている生活者がいるからだ。

 こうしたベンチャー精神が受け入れられ、同協会のまとめでは17年3月末の保有契約件数は687万件と1年前に比べ8.0%増加、収入保険料は815億円と12.2%増えた。時流に乗った商品をすぐに開発してきたからだ。「あったらいいな」に応える少短に保険会社が注目、商品開発のリトマス試験紙として関心を寄せる。(松岡健夫)

 ■少額短期保険会社が取り扱う主なユニーク保険

 ◆健康年齢少額短期保険

  ・商品名 健康年齢連動型医療保険

  ・内容  健康な人ほどお得な保険

 ◆イーペット少額短期保険

  ・商品名 e-ペット70

  ・内容  かけがえのない大切な家族の万が一に備える

 ◆旭化成ホームズ少額短期保険

  ・商品名 賃貸住宅あんしん保険

  ・内容  賃貸入居者をあらゆるリスクから守る

 ◆日本少額短期保険

  ・商品名 BICYCLE保険

  ・内容  サイクルライフのお守りに

 ◆さくら少額短期保険

  ・商品名 モバイル保険

  ・内容  モバイルの拡がりから生まれた新しい保険

 ◆セント・プラス少額短期保険

  ・商品名 ちょこっとプラスシリーズ

  ・内容  要介護2まで加入できる介護費用保険

 「少額短期保険ガイドブック2017」から