【神鋼会見詳報】自主点検で管理職らが妨害行為、社内通報で判明 新たな不正判明も「ありうる」 (2/4ページ)

データ改ざん問題の会見で頭を下げる、神戸製鋼所の梅原尚人副社長=20日午後、東京都港区(宮崎瑞穂撮影)
データ改ざん問題の会見で頭を下げる、神戸製鋼所の梅原尚人副社長=20日午後、東京都港区(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

  • データ改ざん問題の会見で、説明をする神戸製鋼所の梅原尚人副社長=20日午後、東京都港区(宮崎瑞穂撮影)
  • データ改ざん問題の会見で頭を下げる、神戸製鋼所の(左から)山本浩司常務、梅原尚人副社長、勝川四志彦常務=20日午後、東京都港区(宮崎瑞穂撮影)
  • データ改ざん問題の会見で、説明をする神戸製鋼所の梅原尚人副社長=20日午後、東京都港区(宮崎瑞穂撮影)
  • 神戸製鋼データ改ざん問題の会見に、多くの報道陣が集まった=20日午後、東京都港区(宮崎瑞穂撮影)
  • データ改ざん問題の会見で、説明をする梅原尚人副社長=20日午後、東京都港区(宮崎瑞穂撮影)

 --これまで「法令違反はない」との説明だった

 梅原氏「10月8日の公表時は『JIS規格内でのデータ書き換え』であり、法令違反ではないと考えていたが、認証機関と話し合う中で、『JIS規格を満たしていても品質保証体制が不十分』であり『法令違反である』と判断された」

 --製品への信頼は大きく失墜した

 同「地道に努力して回復していくしかないと思っている」

 --これだけ社会の注目を集める中、従業員が正しく報告してこなかった

 梅原氏「まずは信頼回復が大事であり、従業員と直接対話して『会社を変えていこう』と頑張ってきた、その最中にこうしたことが起こったのは大変残念に思う」

 --トップの指示が現場に伝わらないのはなぜか

 同「よくよく考えなくては。単純な問題ではないと思っている。『体質』『企業風土』『意識の問題』、色々な言い方はあるが突っ込んで変えていかなくてはならない。これをバネにして、良い方に変えていきたい」

 --今後も不正が発覚する可能性はあるのか

 梅原氏「点検を進める中で、新たに判明することもあり得る」 

 --被害者であるトヨタ自動車などが「安全性には問題ない」と表明し、信頼を回復しようと努力している。どうおわびするのか

 梅原氏「大変有り難いと感謝している。そうした中でこうした妨害行為が行われたことは本当に申し訳ない。一日も早く信頼を回復できるよう、全社挙げて頑張りたい」

 --経済産業省に対し26日までに報告できるのか

 同「精いっぱい頑張って、少しでも多くのお客さまに『安全』と言って頂けるよう努力したい」

 --経営陣が問題を把握した8月末以降の自主点検に危機感が欠けていたのではないか

 同「経営陣としては大変にショックだったが、その後の安全性検証、他の問題も正直に出していく、顧客が行う検証に必要なデータを出していく、そういったことを精いっぱい行ってきた。そうした中でこうしたことが起きた。本当に申し訳ありません」

「妨害行為」という用語は、現場に責任を押しつけているのでは?