
「ドラゴンボール VR 秘伝かめはめ波」ではかめはめ波を放って地面をえぐる体験ができる【拡大】
「ドラゴンボール VR 秘伝かめはめ波」でも、やり始めはかめはめ波をうまく打てないが、VR空間に悟空やピッコロたちが現れ打ち方を教えてくれ、うまく打てれば褒めてくれる。こういった演出を入れることによって「悟空って本当にすごいなあ」といったヒーローたちへの敬意が生まれる。ゲームが高得点を叩き出すための作業ではなく、成長と達成を感じるための探求になっているとも言える。
VRにとってIPがすべてではない。この日、バンダイナムコエンターテインメントといっしょに講演を行ったハシラス(千代田区)は、VRにIPは乗せず、乗馬や金塊集めといった現実ではなかなか得られない体験を、VR空間で与える装置を展開して驚きを誘っている。VR ZONE SHINJUKUにも、IPを使わず道具を工夫しアイデアを乗せることで驚きを誘うアクティビティが幾つもある。
ただ、やはり「ドラえもん」や「ドラゴンボール」「機動戦士ガンダム」といった人気IPを活用したVRは、知名度があってファンを引きつやすい。バンダイナムコエンターテインメントに限らず、こうしたアニメIPのVRはこれからも開発・投入されてきそう。その際に、なにが成否を分けるかを考える上で、「王道の追究」という意見は参考となりそうだ。