
「ジャパンタウン」の第1号施設が進出する百貨店=中国・福州市【拡大】
福建省の店舗は省都である福州市にあり、ジャパンタウンの延べ床面積は約3300平方メートル。焼肉や和食、すし、お好み焼き、ラーメンなど9店舗が出店し、和食人材プラットフォーム(東京都中央区)が運営する。施設内は高級飲食店が集まるエリアなど大きく3つに分け「回遊によって楽しんでもらえる構造とする」(VIDAコーポレーションの杉本大社長)。
広大な中国では、地域によって好みの味覚などが大きく変わってくる。今回の事業は大洋百貨の出店に付随して行うため、効率的なマーケティング戦略にもつながる。このデータを基にVIDAコーポレーションでは、中国への本格進出を検討している飲食店への支援体制を一段と強化する計画だ。