【スポーツbiz】「箱根駅伝」足元の戦いも熱気 ナイキ躍進、靴メーカーの勢力図塗り変わる (2/3ページ)

箱根駅伝で総合優勝を決め、ガッツポーズしながらフィニッシュテープをきる青山学院大学・10区の橋間貴弥=3日、東京・大手町
箱根駅伝で総合優勝を決め、ガッツポーズしながらフィニッシュテープをきる青山学院大学・10区の橋間貴弥=3日、東京・大手町【拡大】

 その「箱根」を走ったランナーがどのメーカーのシューズを履いていたか。気にかかる。

 例年、「EKIDEN News」という駅伝愛好家集団が「箱根駅伝出走者メーカーリスト」を調べて公開している。その情報によると、今年はナイキが58人で1番多く、次いでアシックス54人、ミズノ37人、アディダス35人、そしてニューバランス23人だったという。

 昨年はアシックス67人、ミズノ54人、アディダス49人、ナイキ36人、ニューバランス4人。ナイキとニューバランスの躍進で、勢力図が大きく塗り変わった感がある。その背景にはメーカーの戦略があったと聞く。

 陸上競技関係者によれば、ナイキは「ヴェイパーフライ 4%」という衝撃吸収に優れた厚底シューズを開発。「箱根」での浸透を図った。

 従来、骨格の大きい外国人選手は厚底シューズを苦にしなかったが、日本選手は底を薄くしたシューズの方がよりスピードが出るとされていた。しかし、昨年の発表後、高速シューズとの評判に試用する選手が増えていく。かつて「箱根」で活躍した東洋大OBの設楽悠太(ホンダ)もその一人。このシューズを履いたベルリンマラソンで2時間9分3秒の好記録をマーク、一躍注目が集まった。

 そして、設楽の後輩である東洋大の選手たちが「箱根」で着用、往路優勝を飾った。

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