各社がコーヒーに注力するのは、利益率が比較的高い上、サンドイッチなど別商品と同時に購入する客が多いからだ。喫茶店代わりに使えるイートインスペースを備えた店舗も増えており、より本格的な味わいを求める声も高まっている。
全日本コーヒー協会によると、レギュラーコーヒーの1週間当たりの飲用量は22年に3・27杯だったが、28年には3・89杯と約20%増加。この間に広がったコンビニコーヒーの押し上げが大きいとみられる。
一方、缶コーヒーの販売量は25~29年の間に約3%減。飲料各社は風味改良やブランド戦略の強化に加え、持ち運びしやすいボトル商品を増やしてファンの囲い込みを図っている。(山沢義徳)