ドローン販売から保守まで対応 RECYCLE POINT TOKYO

ショッピングモール「セブンパークアリオ柏」内にオープンした「DJI認定ストア千葉」=千葉県柏市
ショッピングモール「セブンパークアリオ柏」内にオープンした「DJI認定ストア千葉」=千葉県柏市【拡大】

 家庭用ゲーム機や携帯電話機、スマートフォンの中古流通などリユース事業を展開してきたRECYCLE POINT TOKYO(リサイクルポイント東京、東京都八王子市)が、ドローン事業を本格化する。

 同社は2016年、中国にある世界シェア70%以上という世界最大のドローンメーカー、DJI(広東省深セン市)と日本国内の販売代理店契約を締結し、ドローンビジネスに参入した。

 自社運営のドローン専門販売サイト「トハセンストア」で商品を販売しているのに加え、昨年7月にはDJIの修理技能認定を取得。中古の買い取り・販売とともに保守・修理ビジネスにも乗り出した。同年12月には千葉県柏市のショッピングモール「セブンパークアリオ柏」内にDJI製品を扱う実店舗「DJI認定ストア 千葉」を出店。ドローン関連事業拡大に向けた体制を整えた。

 日本のドローン市場が拡大してきたことに着目。新製品が発売されると、既存ユーザーの買い替えが発生し、中古品の下取りや修理も増えてくることから、すべての機能を整えることで事業拡大を目指すことにした。

 DJIのドローンは、世界市場で圧倒的なシェアを獲得している半面、日本市場での普及は遅れている。ただ、同社製ドローンは法人向けが多く「日本国内でも測量や空撮、農薬散布などのプロ向けが70%にも達していることから、今後の普及が見込まれる農林業や建設、インフラ関連産業向けの市場開拓を本格化する」(呉利輝代表取締役)ことにした。

 さらに同社は、DJI以外の製品についても扱いの拡充を進めていくことにしている。「トハセンストア」では、すでに複数のメーカー製品を扱っており、産業用から民生用まで総合的な品ぞろえを実現している。同社は、これら一連の事業強化を通じ、17年度は1億円規模だったドローン関連ビジネスを18年度には2億円規模に倍増させる方針だ。

 順次「トハセンストア」の実店舗を出店することも検討。「ドローンの中古市場でリーディングカンパニーを目指していく」(同)ことにしている。

 同社はシンガポールや香港、ドバイ、インドネシアにグループ会社を展開。グループの中核拠点はシンガポールに置いている。

 従来は日本で発生する良質な中古のゲーム機やスマートフォンを国内に加え海外で販売するなど、グローバルネットワークを活用した事業展開を進めてきた。このネットワークと商流のさらなる活用を目指し、11年からは中古医療機器の買い取り販売も行ってきたが、この医療機器については今年度で事業を売却。スマートフォンなどの電子機器に集中する。

 ドローン事業については、新品の場合中国製品を日本に輸入して販売する形になる。従来は日本の中古電子機器を海外に輸出することが多かった同社にとっては、輸入が増えることで為替リスクを低減できるメリットもあるとしている。

 「将来的には、ドローンビジネスをさらに拡大し、ロボット関連の商社ビジネスに広げていきたい」(同)としている。

                  ◇

【会社概要】RECYCLE POINT TOKYO

 ▽本社=東京都八王子市千人町1-5-15 ライオンズプラザ西八王子108

 ▽設立=2009年8月

 ▽資本金=800万円

 ▽従業員=24人(パート・アルバイトを含む)

 ▽事業内容=中古ゲーム機、中古携帯端末の買取販売、通信販売、ドローン事業など