アフィリエイターも急増。同協議会によると400万~500万人と推計される。元手がかからず、自宅で気軽に始められるため、高齢者や身体障害がある人、子供を持つ主婦でも可能。「働き方改革」の機運の高まりを受け、副収入を目的に始める会社員も多い。専業のアフィリエイターもいる。
一方で、閲覧数を稼ぐため「一番売れている」「人気ランキング1位」など、根拠があいまいな表現で消費者に誤解を与えたり、本当は宣伝なのに、それと悟られないよう特定の商品やサービスを肯定的にアピールしたりするといった不正が多く、問題視されている。
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■ランキングサイト多数 信頼性に疑問
「通販人気ランキング」と題されたサイトには、有名セレクトショップが扱う洋服や雑貨の画像が並んでいた。「1位ジャージージャケット」「2位トートバッグ」。商品名をクリックすると、通販サイトへ移動し、すぐに購入できる-。
このサイトは約8年前、アフィリエイターの男性(35)=埼玉県=が作った。閲覧者が通販サイトで商品を購入すると、通販会社側から報酬が振り込まれた。サイトはグーグルなどの検索エンジンで上位に表示されていたため、閲覧者が絶えなかった。
ほかにも、楽天など大手ショッピングサイトからランキング情報を自動で取得するシステムを使い、ファッションや車の部品に関するものなど、500を超えるランキングサイトを半自動的に作成。一時はアフィリエイトの収入だけで月25万円近くに上った。「楽に稼ぐことばかり考えていた」と振り返る。