【経済インサイド】指輪、手のひら、顔パスでOK!? キャッシュレス時代の「お買い物」事情 (3/3ページ)

手袋したまま決済ができるシステム。平昌冬季五輪でも投入された
手袋したまま決済ができるシステム。平昌冬季五輪でも投入された【拡大】

  • 三井住友カードの社員食堂で行われた“顔パス決済”の実証実験の様子。タブレット端末のカメラで本人確認し、決済はクレジットカードで行われる(同社提供)
  • 手のひらの掌紋と静脈で決済ができるシステム。実用化に向けてJCBが開発を急いでいる(同社提供)

 既に三井住友銀行や三井住友カードの社員食堂で実証実験を始めており、基本的な技術は確認済みという。同行の担当者は「キャッシュレスが広がれば購入履歴などがデータとして蓄積され、新たなサービスに結びつけられるメリットもある」と打ち明け、ビッグデータ活用につながる可能性を指摘する。

 買い物のために店舗に入ると、設置されたカメラで本人確認が行われ、スマホにお勧めの商品が表示される。商品を手に取りそのままレジを通らずに店を出ると、スマホには「決済完了。またのご来店をお待ちしています」の文字が表示される…。

 映画やマンガで登場するSFのような世界が、もう目の前まで来ている。(蕎麦谷里志)