サービス均一化、離職率低下に一役 クリップラインが短い動画使う双方向研修を提供 (3/3ページ)

クリップラインによる接客練習。練習の様子を撮影して本部に送り、習熟度をチェックする(クリップライン提供)
クリップラインによる接客練習。練習の様子を撮影して本部に送り、習熟度をチェックする(クリップライン提供)【拡大】

 外国人向けも対応

 スシローの経営改革で実績を挙げ、別の外食チェーンも再建したが、課題はいつも同じ。ならば自ら解決策を開発しようと2013年7月に起業した。

 多言語機能も付け、国内店舗の外国人向けに対応するほか、日本企業の海外進出先でも活用されている。

 今後は「サービス業以外の分野にも挑戦したい」考えだ。新興国の鉄道車両や発電所のメンテナンスサービスでは人材育成は欠かせないが、輸出国全てに技術者を派遣できない。日本の安心・安全のインフラ輸出にも一役買う。また、最近は恒常的に人手不足の製造業や建設業からの依頼も増えている。

 同社は自前の撮影部隊を持ち、コンサルを重視した問題解決が強み。コンサル部門を強化しながら「将来は介護のプロの手本を家庭向け介護分野にも広げたい」と意気込む。

【会社概要】クリップライン

 ▽本社=東京都港区三田3-12-17 プレクスビルディング3階

 ▽設立=2013年7月

 ▽資本金=9億5300万円 (2018年3月時点)

 ▽従業員=40人

 ▽事業内容=クリップラインの開発・運営、経営コンサルティング事業