経営

人を辞めさせない仕組み作り 「教育」「評価」「労働環境」がなぜ重要なのか (4/4ページ)

 一方、教育と評価については個人の能力やモチベーションを向上させるためにも大切だと認識している企業が多い中、法律等で罰則の対象にはなりません。そのため、後回しにしてしまい着手しない企業も多くあります。

 だからこそ、教育と評価の制度を作ることが他社との差別化につながり、選ばれる企業になると共に、人が辞めない仕組みを作ることができるのです。

 仕組みを作るためには規模は関係なく、企業全体で取り組む必要があります。

 そして教育・評価で大切なのはPDCAを回すことであり、私はそれを「グローイング・サイクル」と呼んでいます。次回、グローイング・サイクルについて詳しく話していきましょう。

【プロフィール】有本均(ありもと・ひとし)

有本均(ありもと・ひとし)株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパン社長
1956年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部入学後、大学1年からマクドナルドでアルバイトを始め、1979年、日本マクドナルド株式会社に入社。店長、スーパーバイザー、統括マネージャーを歴任後、マクドナルドの教育責任者である「ハンバーガー大学」の学長に就任。2003年、株式会社ファーストリテイリングの柳井社長(当時)に招かれ、ユニクロの教育責任者である「ユニクロ大学」の部長に就任。その後、株式会社バーガーキング・ジャパンの代表取締役など、外食・サービス業の代表、役員を歴任する。2012年、ホスピタリティ&グローイング・ジャパンを設立。マクドナルド、ユニクロ等を経験して得た「人財育成のノウハウ」を活かし、世界中のサービス業の発展を目指す。著書に「どんな人でも一流に育つしくみ」。

【マック&ユニクロ流人財育成】は有本均さんが人を上手に育て会社を成長させる人材育成のノウハウを伝える連載コラムです。更新は原則隔週火曜日。アーカイブはこちら

▼今回の記事の参考として株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパン「人不足改善セミナー」の情報はこちら

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus