【5時から作家塾】気配りと効率性に海の向こうの社長も惚れた ラブコール受けた日本の梱包材 (1/4ページ)

 「日本の梱包材」との出会い

 2014年の初め、オランダの南部で急成長中の引っ越し会社を営むリック・ディテレン氏は、フェイスブックで同業者がシェアしていたある動画をクリックした。「Leave it all to the movers(引っ越し業者に全ておまかせ)」というタイトルのついたその動画は、まずとある日本の家の中が映され、「今日引っ越しですか? なんの荷造りもしていないじゃないですか! もう引っ越しトラックが来てしまいますよ!」という少々わざとらしい英語のナレーションで始まる、日本の至れり尽くせりの引っ越しサービスを紹介するものだった。

フルサービスと利用者満足度で急成長を遂げている引っ越し会社リック・ディテレン(公式サイトより)

フルサービスと利用者満足度で急成長を遂げている引っ越し会社リック・ディテレン(公式サイトより)

 その後「新居に汚れを持ち込まないために、まず家の中にあるもの一つひとつをきれいにすることから始める」「壁や床を傷めないために、まずプロテクターを張り巡らす」「新居に引っ越し荷物を搬入する際は、床を絶対に汚さないように新しい靴下に履き替える」などと、きめ細やかな日本の引っ越しサービスの説明を続ける動画を、オランダとはずいぶん違うものだなと思って観ていたディテレン氏は、やがて動画の中の業者が家具を梱包する際に使用している、魔法のように伸縮する梱包材に目を奪われた。

どんな家具にもぴったりとフィット