【5時から作家塾】気配りと効率性に海の向こうの社長も惚れた ラブコール受けた日本の梱包材 (2/4ページ)

 のちに株式会社アサヒ(本社:東京都足立区)の「ハイパット(現在『フィットカバー』に商品名を変更)」であることが判明するこの梱包材は、たっぷりの綿で厚みを持たせたキルト生地を特殊な技術で筒状に縫製したもので、どんな家具にも上からかぶせるだけでぴったりとフィットして上下に余った部分が縮んで閉まるというもの。

アサヒ「フィットカバー」(アサヒ公式サイトより)

アサヒ「フィットカバー」(アサヒ公式サイトより)

 「ヨーロッパ中の引っ越し業者が欲しがるはず」

 当初はぜひ自分の会社の引っ越し作業に使いたいと考えたという。が、すぐに「こんな素晴らしい商品ならばヨーロッパ中の引っ越し業者が欲しがるだろう」と確信し、「できることなら自分が輸入代理店となって普及させたい」という野望を持った彼は、ちょうどその直前に日本から彼の会社の近所に移住していた筆者を仲介に立て、製造元のアサヒに熱烈なラブコールを開始した。そしてその期間中、同様にインターネット上で知ったアートコーポレーション株式会社の特許製品「エコ楽ボックス(食器ケース)」にも目をつけ、同社にもコンタクトを開始。昨年念願の初来日を果たし、両社を訪問する機会を得た。

「日本らしい」両製品の魅力とは