クルマ三昧

車の性能を左右する存在…タイヤを「ただの丸いゴム」と侮るなかれ (2/3ページ)

木下隆之

 レクサスRCFのマイナーチェンジが施されたのが今年の春だ。クルマとしては驚くほど軽快で素晴らしい仕上がりであった。だが、その実現には、「タイヤ屋さん」の力が無視できない。装着する「ミシュラン・パイロットスポーツ4S」をRCF専用に開発することで、限界特性を整えていたのだ(※木下さんのRCF試乗記はこちらから)

 RCFは、コーナリング中にタイヤが路面に接するトレッド面の外周に強い負担がかかる。それゆえに、外周のトレッド剛性を高めている。トレッド面のゴムはならされているわけではなく、内側、中央、外側とゴムを変えている。だから限界域で安定している。

 そもそもトレッド面はフラットではない。クルマの特性に合わせて、緩くラウンドさせている。その形状を今回RCF専用に改良しているのだ。

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