広報エキスパート

小林製薬 “あったらいいな”の背景も発信 (1/3ページ)

 小林製薬 広報・IR部長 木村孝行氏に聞く

 --インバウンド(訪日客)需要が高まる一方です

 2014年に中国の大手ポータルサイト「捜狐(そうふ)」で、「日本に行ったら買うべき12神薬」という見出しで、12の医薬品が取り上げられ、そのうち5製品が当社の製品でした。「アンメルツヨコヨコ」(消炎鎮痛剤)、「サカムケア」(液体絆創膏)、「熱さまシート」(冷却剤)、「ニノキュア」(外皮用薬)、「命の母A」(女性保健薬)です。それが追い風となり、「爆買い」と言われるようになった要因にもなり、その後もインバウンド需要は右肩上がりで伸びています。

 --人気の要因は

 これまで、コーポレートスローガン「“あったらいいな”をカタチにする」のもと、生活者の困りごとに目を向け、解決するためのアイデアを出し、他にはないユニークな新製品を提供できるよう努めてきました。多くは「ニッチ」な製品ですが、他に代わるモノがない、なくてはならない愛用品と言われるようになりました。外国人にもどういう製品なのか、ひと目で分かるよう「熱さまシート」や「のどぬ~る」といったネーミングやパッケージなどを工夫した効果だと思います。「熱さまシート」には、寝ている男性の額に冷却シートを乗せたイラストを採用。シートに施した冷却効果のある粒まで細かく表現しています。

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