20キロ以内で強い揺れ 木造家屋に被害大きく 阪神大震災の揺れと似る
熊本震度7
鳥居や灯籠が倒れた総領木神神社=15日午後0時6分、熊本県益城町(安元雄太撮影)
熊本地震で強い揺れに見舞われたのは震源から約20キロ以内だったとする解析結果を、東大地震研究所が15日発表した。木造家屋に大きな被害を出しやすい周期1~2秒のパルス状の揺れが強いことも判明。阪神大震災の地震と共通点が多いという。
防災科学技術研究所(茨城県つくば市)によると、地震の瞬間的な揺れの大きさを示す最大加速度が1580ガルを記録していた。重力の加速度980ガルを大きく上回る。
東大地震研の古村孝志教授によると、揺れの加速度は震源から20キロ以内で大きかったが、それより遠ざかるにつれ急速に減衰した。周期が1秒以下の短周期の揺れだけでなく、周期1~2秒の揺れも強かった。強い揺れが続く時間が十数秒程度と比較的短いことなど、同じ直下型の阪神大震災の揺れの記録と似ているという。
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