停電の続く中、交通整理する警察官=15日早朝、熊本県益城町寺迫(撮影・中島信生)【拡大】
経済産業省は15日、熊本地方で震度7を記録した地震により、同日午前7時現在で熊本県内の1万4500戸が停電し、都市ガスも熊本市を中心に1123戸が供給を停止していることを明らかにした。林幹雄経済産業相は同日の記者会見で「関係省庁、自治体と連携して被災者支援にしっかり取り組む」と述べた。
九州電力管内では地震により最大1万6700戸(14日午後10時時点)が停電した。一方、西部ガスに対してはガス漏れの通報が54件あり、うち28件は応急措置が完了したという。
熊本市内には自動車や半導体などの企業が工場を立地しており、サプライチェーン(供給網)の寸断が懸念される。これについて林氏は、「停止している企業もあるが、今のところ東日本大震災のような影響があるという報告は受けていない」と述べるに留めた。