大雨の熊本で土砂崩れ、2人死亡 4人と連絡取れず
土砂崩れがあった民家付近を捜索する警察や消防=21日午前9時、熊本市北区(竹川禎一郎撮影)
20日夜から猛烈な雨が降った熊本県では、土砂崩れに巻き込まれるなどして、21日未明までに2人が死亡し4人と連絡が取れなくなった。
20日午後11時45分ごろ、上天草市大矢野町で「土砂崩れが起きた」と119番があった。県や地元消防によると、土砂が流れ込んだ民家に住む男性(92)が救出されたが、その後死亡が確認された。
21日午前0時ごろには、甲佐町岩下で「男性が用水路に転落したようだ」との119番があり、県などが曽我収さん(79)の水死を確認した。現場は曽我さん宅の近くで、大雨により用水路が氾濫していたという。
宇城広域連合消防本部などによると、20日夜から21日未明にかけて、宇土市内の少なくとも2カ所で土砂崩れがあり、複数の民家が巻き込まれた。60代男性、50代女性の2人と連絡が取れず、消防が捜索。
熊本市北区では、20日午後11時45分ごろに「住宅が崖崩れに巻き込まれ、半壊した」と119番があった。土砂が家に流入して住人の80代の男女が閉じ込められているとみられ、消防が救出作業を進めた。
熊本地震で大きな被害が生じた南阿蘇村は20日夜、約1800世帯の約4400人に避難指示を出した。益城町も、全域の約3万4千人に避難を勧告。県は、4月14日からの一連の地震で地盤が緩んでいる地域があることから、30市町村に土砂災害警戒情報を発令した。
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