SF映画さながら…整形も見破る「顔識別技術」 精度は99% (3/5ページ)

2013.5.6 16:35

顔認証と顔認識の主な導入事例

顔認証と顔認識の主な導入事例【拡大】

  • 顔認証、顔認識のイメージ

 日立ソリューションズ(東京)が開発したシステムは、年齢層と映り込んだ秒数を表示。商業施設の入り口に設置すれば、どういった客がどの時間帯に多く出入りするか、売り場であれば何に興味を示したかが把握でき、商品開発やレイアウト改善に生かせる。

 このようにリアルタイムで得られる大量のデータは「ビッグデータ」と呼ばれ、マーケティングなどで利用されている。ある社の担当者は「企業はビッグデータを喉から手が出るほど欲しがっている」と指摘する。

 捜査にも応用可能

 2002年の米SF映画「マイノリティ・リポート」には、街中に設置された認証装置が通行人の網膜を自動スキャンし、個人を特定した上で次々と広告が映し出され、名前を呼びかけてくる一幕がある。

 これは顔認証の“未来版”といえるが、東大生産技術研究所の佐藤洋一教授(46)は「今後5~10年で技術はかなり進歩する。技術的に映画のような世界はあり得る」と予測する。

「将来、犯罪捜査に本格導入されれば飛躍的に捜査の効率が上がる」

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