超厚遇・日本の生活保護 抜け出せなくなった中国人夫婦「日本語難しい…働くの大変」 (4/5ページ)

2013.5.20 18:24

3年前には中国人による生活保護の大量申請問題が大阪市で発覚した。外国人の受給問題は改革論議の外にある

3年前には中国人による生活保護の大量申請問題が大阪市で発覚した。外国人の受給問題は改革論議の外にある【拡大】

  • 過去10年間の外国人受給者数
  • 国籍別の生活保護需給

 支給額は夫婦で月に約11万円。収入に応じて決まる団地の家賃は1万円程度だ。節約を心がけ、1日2食。早朝の散歩が唯一の趣味という。

 同じ団地には残留邦人の親族が多く住む。90年代の大量帰国時代、自治体が入居を斡旋(あっせん)したためだ。地区の残留2世以下が中心とみられる中国人の生活保護受給率は5%台で推移し、日本人よりも高止まりしている。1世には支援法に基づく給付金が支給されるが、2世以下は対象外。頼れるのは生活保護しかない。

 平行社会

 異国に暮らす外国人には言語、習慣、価値観という3つの壁が立ちはだかるといわれる。2世以下の受給率の高さはそれだけ日本の社会から隔絶していることを意味する。この団地の一角は日本人と交わることのない「平行社会」なのだ。

 「ケッカク、病気。再発怖い」。王さんは受給について何度も「仕方ない」と繰り返した。もっと日本語を学んでおけば、という思いはある。だがそんな余裕はなかったのだという。今となっては習得は難しいがそれも仕方ない、と。

日本人に友人はいなくとも…中国に帰るつもりはない夫妻

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。