政府が沖縄を除く全国に要請した今夏の節電期間が30日に終了した。8月は西日本を中心に各地で観測史上最高の気温を更新する猛暑が続き、九州電力で供給力に占める需要の割合を示す使用率が97%に達するなど5社で東日本大震災以降の最大値を更新した。
ただ、電力会社間での電力融通により電力不足による停電は避けられた。
節電期間は7月1日から始まった。各地域で一定の供給余力を確保できる見込みとなったため、節電の数値目標は設けなかった。
期間中に最も電力需給が逼迫(ひっぱく)したのはお盆休み明け。家庭や企業の冷房需要が急増したことで、8月19日に九州電力で使用率が97%に達し、22日には中部、関西、北陸の3電力が96%、中国電力が95%を記録し、いずれも東日本大震災以降の最大値を更新した。