鱗翅類は、ほとんどが幼虫のときに食用にされている。東南アジアではスズメガの成虫を食べるが、例外的だ。
食用幼虫ではアフリカ南部でのモパネワームが有名だ。マメ科のモパネの木につく、このヤママユガの毛虫は毎年95億匹採取され、8500万ドルの価値を生んでいる。
東南アジアではタイ政府がタケノメイガの幼虫に、高い経済価値を認めているという。
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甲虫類では、ヤシの木の害虫としてアフリカからアジア南部、南アメリカにかけて分布するヤシオオオサゾウムシの太った幼虫が食用にされている。
オランダでは、魚や鳥などのペット用の餌としてミールワーム(ゴミムシダマシの幼虫)が飼育されているが、人間が食べることももちろん可能だ。
報告書のコラムには、アフリカ南部でのカメムシの下ごしらえの方法も載っている。集めたカメムシは、ぬるま湯の中で苦い液を吐き出させると悪臭も取れる。