茂木敏充経済産業相は18日の閣議後会見で、北海道電力が17日に電気料金再値上げの検討を始めたと表明したことに対し、「最大限の経営効率化など、値上げを回避するためのありとあらゆる努力をまず行うことが何より重要だ」と強調した。
茂木氏は、北海道電力が泊原子力発電所(泊村)の再稼働に向けた安全審査を原子力規制委員会に申請していることに言及し、「こうしたことと値上げとの関係をどう考えるかという問題もある」と述べ、再稼働が進めば値上げが不要になることを示唆した。
規制委の安全審査については「審査に予断を与えるものではないが、原発によっては申請から相当の時間がたっているものがあるのも事実だ」と指摘。その上で「(規制委が)審査の見通しを示すことは、事業者や関係者が今後の対応に一定の見通しを持つ上でも有益だ」との考えを示した。
北海道電力は17日、電気料金再値上げの検討を始めると発表。同社は昨年9月に値上げを行っており、全国の電力10社で再値上げを表明するのは初めてだった。