「露骨で下品」「保安業務に支障が出る」
密室の空間で、セクハラが起きやすいとの指摘もある航空機内。新しい制服は昨年から物議の対象となった。昨年12月にフランス・トゥールーズのエアバス社工場で一部メディアに発表したところ、「レトロな雰囲気で魅力的」などと注目を集める一方、「露骨なセクシー路線で下品」「CAの保安業務に支障が出る」といった批判が出た。
ミニスカートの制服をめぐっては、日本航空が昭和45年のボーイング747通(称・ジャンボジェット)の就航に合わせて一新した制服で採用したが、「当時は世間的にもミニスカートブームで、批判は聞かれなかった」と航空関係者は話す。
航空労組連絡会加盟のCAでつくる「客室乗務員連絡会」は2月、「女性を商品として扱っており、セクハラ行為を誘発しかねない」との見解を表明。他社の現職パイロットは「緊急脱出時にスライドを滑り降りる際、スカートがめくれて摩擦でけがをするリスクがあり、乗客の安全確保という本来の保安業務ができなくなる」と懸念する。