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□葛西紀明選手
■ジャンプ観戦で被災地の子供たちに笑顔を
2011年3月の東日本大震災発生直後から「スキー選手として何かできることはないか」と選手たちに呼びかけ、札幌市内で街頭募金活動を行ったり、福島県飯舘村へ被災地支援団体「青空笑顔プロジェクト」のボランティアと一緒に現地を訪れ、支援金のほか飲料水や食料、ヒマワリの種を児童ひとりひとりに手渡したりしました。
そのとき出会った子供たちはみんなマスク姿で「外で思いっきり遊べる環境に連れて行きたい」「夢や希望を持ってほしい」と。それで、企業や長野県白馬村の協力を得て、白馬村で行われたジャンプ大会に子供や親御さん、先生たちを招待したんです。子供たちの喜ぶ顔を見て、もっとたくさんの子供たちを招待したいと思ったのですが、人数が増えれば増えるほど資金が足りなくなる。
ソチオリンピックでスキージャンプ男子団体ラージヒルで16年ぶりにメダルを獲得して、ジャンプという競技に興味を持ってくださる方も多い今だからこそ、もっとこの競技のことを知っていただきたい。ライブで試合を観る迫力を知っていただきたいです。競技が野球やサッカーのようにメジャーになれば、観戦する人も支援する人も増えて選手の力になります。そして「クラウドファンディング」という支援の仕方があるということも多くの方に知っていただきたいです。
8月23、24日に行われる「2014 FISサマーグランプリジャンプ白馬大会」へ福島県飯舘村の子供たちを招待する「青空笑顔プロジェクト」、今年も一人でも多くの子供を笑顔にするために少しでも多くの実施資金を集めたいです。締め切りまであとわずかですが、みなさまのご協力、ぜひともよろしくお願いいたします。(取材協力:SAJ「I LOVE SNOW」キャンペーン)