【吉田調書抄録(3)】津波襲来、全電源喪失「まいった」「絶望していた」 (2/4ページ)

2014.8.20 11:41

 --非常用電源が使えないことで、次にどういう対応を取ろうと考えたのか

 吉田氏「絶望していました。全部の炉心冷却が止まって、バッテリーが止まった後、どうやって冷却するのかというのは自分で考えても、これというのがないんですね」

 愕然という感じ

 --緊急対策本部の雰囲気はどうだったか

 吉田氏「どちらかというと、みんな愕然(がくぜん)という感じで声が上がらないんですね。少なくとも技術屋の中では、大変なことになったという共通認識があったと思います」

 〈地震で外部電源は断たれたものの、原発の設備や機器に重要な損傷はあったのか、事故後大きな争点となった〉

 --津波が来るまでの50分間にどれだけ分かったのか知りたい

 吉田氏「スクラム(原発の自動停止)した後、いろんなパラメーター(数値)がとりあえず異常ないかと。各中央制御室に確認しています」

運転員は中央制御室から離れてはいけない

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