【吉田調書(10)終】「死んだと思った」 チャイナシンドロームと「東日本壊滅」 (3/4ページ)

2014.8.27 16:00

 --それは、SR弁がなかなか開かないからか

 吉田氏「開いたんです。(中略)SR弁が開いたにもかかわらず圧が落ちない。もう一つは(炉圧が下がったのに)消防車の燃料がなくなって水を入れるというタイミングのときに入らない。そこでもまたがくっときて、これでもう私はダメだと思ったんですよ。ここが一番死に時というかですね」

 燃料が全部外に

 --14日の夜中の話か

 吉田氏「19時ぐらいからですかね。実際はですね」

 --ようやく減圧した21時ごろにタイミング悪く消防車が燃料切れした

 吉田氏「そうです。(中略)水が入ったら逆に今度は水が加熱した燃料に触れますから、ふわっとフラッシュして、それで圧力がぐっと上がってしまったという現象だと思っているんですけど、また水が入らなくなる」

 --(深刻だったのは)3号機よりも2号機

われわれのイメージは東日本壊滅ですよ

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。