【早坂礼子の経済ウォッチング】輝き広がるイルミネーション テーマパークなど集客の起爆剤に (3/3ページ)

2014.12.17 19:00

 LED開発で劇的進化

 これに劇的な進化もたらしたのはLEDだ。90年代に青色発光ダイオードが開発され、光の3原色がそろってさまざまな色が作れるようになった。この結果、複雑な「光の演出」も容易になった。熱を発しないので電飾を取り付ける樹木などにも優しい。防水性があり戸外での耐久性も高い。コストは白熱電球の10分の1とまさにイルミネーションにぴったりで、10年ほど前からまたたく間に全国各地に広まった。

 東京ミッドタウン(東京都港区)、大阪城(大阪府大阪市)周辺の商業施設や大手テーマパークには、イルミネーションを見るために年に数10万人から多いところではのべ数100万人がつめかける。会社更生法を申請した長崎のテーマパーク・ハウステンボス(長崎県佐世保市)は旅行会社のH.I.S.の支援後に導入された大規模なイルミネーションが国内外の観光客の評判を呼んで完全に息を吹き返し、今年は経営不振だったラグーナ蒲郡(愛知県蒲郡市)にも資本参加するほどになった。テコ入れの鍵はイルミネーションという。

 グラバー園や大浦天主堂など著名な観光スポットを擁する長崎県では、行政がイルミネーション設置に乗り出している。国はシャッター通り化に悩む中心市街地の活性化策としてイルミネーションの役割に期待をかけている。

 いまや商店街でもテーマパークでもイルミネーションがあたりまえ。その数はいま、全国で数千カ所を下らないという。(続く)

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