【気候変動 交渉に吹く風 COP21パリ会議に向けて】連載寄稿(4) (1/5ページ)

2014.12.25 05:00

COP20での会議場の様子。スクリーンは議長を務めたペルーのプルガルビダル環境相((C)WWFジャパン)

COP20での会議場の様子。スクリーンは議長を務めたペルーのプルガルビダル環境相((C)WWFジャパン)【拡大】

  • 気候変動対策を訴えるマーチに参加するWWFスタッフ。南米最大級となる1万5000人を集めた行進になった=12月10日、ペルー・リマ市((C)WWFジャパン)

 □WWFジャパン 自然保護室 気候変動・エネルギーグループリーダー・山岸尚之

 ■排出量削減目標 リマ会議が示した2015年の道筋

 ◆3つの主要論点

 2014年12月1~14日、南米ペルーの首都リマで、COP20・COP/MOP10(第20回国連気候変動枠組み条約締約国会議・第10回京都議定書締約国会議)が開催された。交渉は、2020年以降の気候変動に関する新しい国際枠組みについて、15年12月に合意することを目指して進められている。

 その交渉は主に、11年のCOP17・COP/MOP7(南アフリカ・ダーバン)での合意に基づき、ダーバン・プラットフォーム特別作業部会(ADP)を舞台に行われている。今回のCOP20でも形式上は、このADPで議論が行われる形となった。

 今回の会合では、3つの主要論点があった。1つ目は、20年以降の新しい国際枠組みにおける「国別目標案」のあり方。2つ目は、新しい国際枠組みがスタートする20年までの取り組みの底上げ、3つ目が、新しい国際枠組みの「elements(要素)」に関する論点である。

 今回は、日本にとって特に重要となる、国別目標案の議論に焦点を当てて、COP20の議論を振り返る。

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