【動き出す原発再稼働】低廉で安定した電力供給は生命線 (3/4ページ)

2015.5.22 05:00

再稼働に向けた手続きが進む九州電力川内原発1、2号機=鹿児島県薩摩川内市

再稼働に向けた手続きが進む九州電力川内原発1、2号機=鹿児島県薩摩川内市【拡大】

 ■「浜岡原発も同じ」-経産相方針

 今後の原子力発電所の再稼働はどう進められるのか。原発再稼働には原子力規制委員会の安全審査(新規制基準適合性審査)に合格することが前提となっており、その審査の行方が再稼働のカギを握っている。

 現在、全国の電力会社が原子力規制委に再稼働に向けた安全審査を申請しているのは15原発24基だ。その進捗(しんちょく)状況は、すでに審査に合格した九州電力川内原発1、2号機と関西電力高浜原発3、4号機に続き、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)が近く正式に合格する見込みであるほかは、今も審査が続けられている。

 この審査中の原発でとくに注目度が高いのは、中部電力浜岡原発4号機(静岡県御前崎市)だ。運転停止のいきさつなどから、他の原発とは区別して特別視する見方もあったが、政府は浜岡原発も安全審査に合格すれば他の原発と同じように再稼働させる考えを明確にした。

 ◆適合すれば再稼働

 この政府方針は、宮沢洋一経産相が3月10日の衆議院予算委員会での答弁で明らかにしたもので、宮沢経産相は「原発について現政権では、いかなる事情よりも安全性を最優先し、その安全性については関係法令に基づき、原子力規制委が新規制基準の下で判断していくこととしている。浜岡原発もこのような法令上の手続きに従って、他の原発と同様に厳格に対応するものである」と述べた。共産党の島津幸広議員の「浜岡原発の再稼働に反対する代表としてきた。同原発は全国でも大地震の発生確率が高い。この認識がわからないのか」との質問に対する答えだった。

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