川内原発が再稼働 日本の原発ゼロ状況、1年11カ月ぶり解消 (1/2ページ)

2015.8.11 10:36

九州電力の川内原発1号機(左)と2号機=7月、鹿児島県薩摩川内市

九州電力の川内原発1号機(左)と2号機=7月、鹿児島県薩摩川内市【拡大】

  • 鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内原発1号機=7月

 九州電力は11日午前、川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉を起動し、再稼働させた。平成23年3月の東京電力福島第1原発事故後、新規制基準に基づく原発の再稼働は全国で初めて。25年9月に関西電力大飯原発(福井県)が停止して以来、日本は約1年11カ月ぶりに原発ゼロの状況が解消した。

 この日午前10時半ごろ、中央制御室で運転操作員がレバーを押すと、核分裂を抑制する制御棒の位置を示すランプが上昇し、制御棒が徐々に引き抜かれていく様子が示された。

 1号機には157体の燃料棒が装荷されており、48本ある制御棒のうち、32本を引き抜いて原子炉を起動。午後11時ごろには、核分裂が安定的に持続する「臨界」に達する見通し。

 14日にもタービンを起動して発電と送電を始める。その後、出力を徐々に上げて原子炉をフル稼働する「定格熱出力一定運転」に移行。1カ月ほど安定して運転を続けながら9月中旬にも営業運転へ復帰する。

国内の原発は東日本大震災以降、段階的に運転を停止していた。川内1号機は…

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