千葉工大、流星観測へ準備着々 衛星搭載「こうのとり」打ち上げ成功 (2/2ページ)

2015.8.21 06:21

太陽電池セルを鳥の羽のように広げた千葉工業大学の流星観測衛星「S-CUBE」(同大学提供)

太陽電池セルを鳥の羽のように広げた千葉工業大学の流星観測衛星「S-CUBE」(同大学提供)【拡大】

  • 物資補給機「こうのとり」5号機を搭載し、打ち上げられたH2Bロケット=19日午後8時50分、鹿児島県の種子島宇宙センター

 昨年10月、今年6月と米民間ロケットによる2度の打ち上げ失敗に見舞われた千葉工大の流星観測カメラ「メテオ」も年内の再々打ち上げに向け準備が進んでいる。

 メテオは、流星が放つ光に含まれる鉄やマグネシウムなどを可視光領域で観測するが、ISSの窓の内側に置かれるため紫外線領域は観測できない。一方のS-CUBEは紫外線の観測を目的としており、補完できる関係にある。

 ISSへの物資補給をめぐっては、米やロシアの輸送船が相次いで失敗、米航空宇宙局(NASA)は物資の輸送を宇宙航空研究開発機構(JAXA)に要請していた。

 こうのとりを積めるH2Bロケットの打ち上げは、JAXAと三菱重工業が今回も含め5回打ち上げて、全て成功している。

 ハード面とともに、他国の物資輸送にも柔軟に対応したソフト面も含め、日本の宇宙関連技術の水準の高さが証明されたといえる。

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