電気事業連合会が11日発表した8月の発受電電力量(速報)は、電力10社合計で前年同月比0・9%減の783億4千万キロワット時となり、8カ月連続で前年実績を下回った。再稼働した九州電力川内原発1号機(鹿児島県)が14日に発電・送電を始めたことから、原子力による発電が2億7千万キロワット時を記録し、前月まで続いた「発電ゼロ」から23カ月ぶりに脱した。
全体の発受電電力量がマイナスとなったのは、前年より平均気温が高かったものの、節電意識の強まりで冷房需要が減ったことなどがあるとみられる。
発電の内訳は火力が0・3%減の556億4千万キロワット時、水力が23・2%減の54億1千万キロワット時。原子力は、平成25年9月以来の発電を記録した。
電力会社別にみると、10社のうち5社が前年より減少した。減少率が最大だったのは沖縄電力の6・4%で、東京電力の5・0%、北海道電力の3・4%が続いた。