原子力規制委員会の勧告を受けた高速増殖炉もんじゅ=福井県敦賀市【拡大】
さらに、米国のある大学教授と韓国人研究者が11月6日に都内の連合会館でほぼ同趣旨の講演を行った。高い透明性を持って平和利用を進めているわが国への悪意に満ちた発言だ。
六ケ所の再処理工場は、IAEAによる24時間体制のフルスコープ査察を受けるなど平和利用のモデルプラントである。しかも抽出したプルトニウムを混合脱硝というわが国独自の技術で単体保管せず、ウランと1対1で混ぜたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)の粉末で保管するという、平和利用確保が行き届いた工場だ。
13年5月にほぼ完成し、第三者のエネルギー総合工学研究所は同年秋、「再処理工場全体として安定運転に向け、準備が整っている」という評価結果を公表した。現在、規制委が審査中だが、技術立国のためにも一日も早い竣工(しゅんこう)が期待される。(芝一太郎)