現金授受問題 「甘利氏側、口利き認識」 秘書がURと金銭交渉か (2/2ページ)

2016.2.1 07:16

一色武氏(右)と甘利明前経済再生担当相。一色氏が甘利氏側に現金などを渡した平成25年11月14日、大臣室で撮影された写真(一色氏提供、一部画像処理しています)

一色武氏(右)と甘利明前経済再生担当相。一色氏が甘利氏側に現金などを渡した平成25年11月14日、大臣室で撮影された写真(一色氏提供、一部画像処理しています)【拡大】

 一色氏は、甘利氏本人も口利きの認識はあったとの見解を示した上で「あなたにも責任があるでしょう、と言いたい」と語った。

 公設秘書らへの現金提供や飲食接待は2年4カ月間で計53回に及び、飲食接待とは別に毎回15万~25万円を渡していたと証言。少なくとも計800万円以上の現金を渡していたことになる。「公設秘書らから、たかられるようになったと感じた」と打ち明けた。告発の経緯については「(口利きの依頼が)できないことなら最初から受けなければいい。嘘をつかれ、大臣やUR、国土交通省局長らの名前を出されたりしたが、いつまでも通るわけではないということだ」と述べた。

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