その結果、同学会の石川均さんが、雌の産卵器のぎざぎざした部分の形などから、新種と判断。昨年2月、同学会誌に、新種とする論文が掲載された。霊仙山は鈴鹿山脈にあたることから、新種は「スズカクチキウマ」と命名された。
高石さんによると、県内では、今回新種と認められたクチキウマとは別に、新種とみられる個体も見つかっている。今後、新たに新種と認定される可能性があるという。
高石さんは「クチキウマは、地域ごとで生息している種類が限られていることが多い。地味な虫だが、新種が発見されたことで、滋賀の環境を知る上でプラスに働いてほしい」と話していた。