【熊本地震】下敷きになった東海大生は友人の手を握りしめた (2/2ページ)

2016.4.16 17:25

倒壊したアパートの一階からクルマのライトなどをあて、生き埋めと成った友人たちの救助活動を行う東海大学農学部の学生たち=16日午前、熊本県南阿蘇村(早坂洋祐撮影)

倒壊したアパートの一階からクルマのライトなどをあて、生き埋めと成った友人たちの救助活動を行う東海大学農学部の学生たち=16日午前、熊本県南阿蘇村(早坂洋祐撮影)【拡大】

  • 倒壊したアパートの1階から救助される行き埋めとなった東海大学の学生。友人や消防隊員、自衛隊員によって次々と救助されていった=16日午前、熊本県南阿蘇村(早坂洋祐撮影)

 同学部1年の中国人留学生、梁嘉玲(りょう・かれい)さん(19)は相次ぐ地震に恐怖を感じ、眠れないまま部屋で友人4人と話をしている最中に、激しい揺れを感じた。「最初に床が抜け、次に天井が落ちてきた」。偶然、こたつのテーブルが支えになり、天井と床の間にスペースができたため、押し潰されずに救出を待つことができた。

 しかし、一緒にいた友人は安否不明のまま。「絶対出られる、絶対助かると思っていたが…怖かった。友達も早く救出されてほしい」と祈った。

 同大農学部4年の女性(22)は、1階の自室のベッドで寝ている最中に地震に遭遇した。起き上がろうとしたが、気づいたときには天井や壁がすぐ目の前に迫っていた。そこで初めて生き埋めになったことを知った。

 残された狭い空間で、前屈みの姿勢を強いられたまま救助を待った。救出の手が差し伸べられたのは午前6時ごろ。「5人くらいの助けを求める声が聞こえた。みんなで『頑張ろう』と大きな声で励まし合いながら耐えていた」。救助隊から渡された毛布に身をつつみ、震える声でこう話すと、救助活動を心配そうな表情で見守った。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。