【号泣元県議論告】支離滅裂な最終陳述に法廷失笑!? 「このような事件二度と…」否認なのに犯罪行為認めたのか (5/5ページ)

2016.4.25 13:58

裁判を終え弁護士の車に乗って裁判所を出る野々村竜太郎被告=25日午前11時22分、神戸地裁(前川純一郎撮影)
裁判を終え弁護士の車に乗って裁判所を出る野々村竜太郎被告=25日午前11時22分、神戸地裁(前川純一郎撮影)【拡大】

 早くも“執行猶予”確信?

 だが、その後も声の震えは止まらない。

 「報道などによって初めて、収支報告書に虚偽内容が含まれておりましたことが分かり、また公判を欠席いたしましたことを反省いたしますとともに、県民や国民の皆様に…心から謝罪をいたします。誠に申し訳ございませんでした」と再び頭を下げて謝罪した。

 そしてこう続けた。

 「このような事件を二度と起こさないこと、1人でも多くの方を幸せにすること、他の方に迷惑をかけないことを誓約いたします」

 今にも泣き出しそうな声で締めくくった。最後まで涙はこらえきったようだ。

 起訴内容を否認している身で「このような事件を二度と起こさない…」と自らの犯罪行為を認めるかのような言葉に続き、「1人でも多くの方を幸せにすること」とは支離滅裂だ。まるで、決して刑務所に入ることはなく、無罪放免か、少なくとも執行猶予判決で“自由”の身となることを確信しているようだ。

 判決は7月6日。懲役3年の求刑に対し、裁判所がどう判断するのか注目される。

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