北海道鹿部町で3日朝、男児が保護された。道警などは、男児の服装などから、七飯町の林道で両親に置き去りにされ、行方不明になっていた北斗市の小学2年、田野岡大和君(7)の可能性があると見て、詳しく調べている。男児に目立ったけがはないという。
道警や消防、陸上自衛隊などは大規模態勢で林道周辺の捜索をしたが手掛かりが見つからず、3日以降は態勢を縮小した上で、捜索を続けるとしていた。
北海道警によると、3日朝に保護された男児は自ら「田野岡大和」(たのおか・やまと)と名乗った。
道警は、七飯町の林道で両親に置き去りにされ、行方不明になっていた北斗市の小学2年、田野岡大和君(7)と見て、詳しく調べている。
男児が保護されたのは、鹿部町の陸上自衛隊演習場内で、目立ったけがはないという。
田野岡君は先月28日、家族で出掛けた鹿部町の公園で人や車に石を投げたため、両親がしつけとして午後5時ごろ、七飯町の林道で車から降ろして置き去りにした。約5分後に父親が現場に戻ったが田野岡君の姿はなく、警察に通報した。