性器増大・包茎手術で悪夢 ぼったくり、患部壊死…弱みにつけこむ美容医療の闇 (4/7ページ)

包茎手術など「美容医療」をめぐってトラブルが絶えない。ある男性は性器増大手術としてフィラーと呼ばれる充填剤を注入、患部が壊死して一部を切除する悲劇に見舞われた
包茎手術など「美容医療」をめぐってトラブルが絶えない。ある男性は性器増大手術としてフィラーと呼ばれる充填剤を注入、患部が壊死して一部を切除する悲劇に見舞われた【拡大】

 亀頭の表面は一部切除したことで凸凹に変形し、削り取った分サイズも小さくなった。総合病院の医師からは「元通りになることはない」と告げられた。亀頭の皮も薄くなり、尿道の先端部が露出、常に違和感を覚えるという最悪の結果になった。

 「結婚できない」

 怒りや悔しさが募ったが、事が事だけに家族にも友人にも相談できなかった。田中さんは「いっそ死んでしまいたいと思うほどおかしい精神状態になった」と当時の苦悩を語る。

 平時でも違和感があり、常に股間を意識させられる。大好きなゴルフをしているときもそうだ。ショットの瞬間は忘れられても、歩き出すときには違和感に向き合わされる。

 尿道が露出しているため排尿時には周囲に飛び散ってしまう。だから立ったまま用を足すこともできなくなった。今は独身だが、「このまま結婚することもないでしょうね」とつぶやいた。

医師側は「血流障害などの危険性について説明した」と反論。さらに…