
東京・豊洲新市場の視察中、青果棟の空気中モニタリングにつて、職員の説明に立腹する小池百合子都知事=16日、東京都江東区(撮影・春名中)【拡大】
老朽化が進む築地市場をめぐっては都はいったん、現地での再整備を決定したが、財政難などを理由に頓挫。都と市場の団体との話し合いの中で豊洲への移転が決まり、整備が進んだ。しかし、今年7月の都知事選で「一歩立ち止まって考えなければならない」と訴えた小池氏が当選。反対派の間では移転延期への期待が高まった。
一方で予定通りの移転を望む声も根強い。築地東京青果物商業協同組合の泉未紀夫(みきお)理事長によると、豊洲市場で使う店舗の内装工事や冷蔵庫のリースなどの契約を結んだ業者が多い。泉氏は「延期の場合はその期間のリース費用などを誰が負担するのか。引っ越しの計画も練り直すので混乱する」と訴える。