
築造1400年を迎えた「狭山池」を題材にした大阪狭山市のマンホールのふた。こんなマンホールが道路のいたるところにあれば楽しそう【拡大】
ちょっとユニークな手のひらサイズのカードが話題になっている。その名は、マンホールカード。実際に各自治体で使われている下水道のマンホールのふたのデザインが描かれている。
今年4月からすでに74種類、23万枚が発行されているというが発行枚数もまちまちで、レア度によってはネットオークションで高値で取引されることも。一体どんなカードなのか。
カードは、縦約9センチ、幅約6・5センチ。表には各地のマンホールのふたの写真と設置場所の緯度・経度が記載され、裏面にはデザインの由来が紹介されている。
例えば、平成31年のラグビーワールドカップの試合会場である大阪府東大阪市のカードでは、ラガー3人が勇壮に駆ける姿が描かれている。マンホールといえば無機質な鉄板というイメージしか浮かばないが、もしこんなマンホールを見かけたなら必ず足を止めてしまいそう。実際に東大阪市内には3カ所で使用されているという。