難病「ALS」の進行抑制物質 iPS細胞使い発見 患者ら治療薬「少しでも早く」と期待 (2/2ページ)

2017.5.25 14:56


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  • ALS患者由来のiPS細胞を使って作製した神経細胞。後ろは井上治久教授グループの研究エリア=24日、京都市左京区(寺口純平撮影)
  • ALSの治療薬開発につながる有力な候補物質を発見したと発表する京大iPS細胞研究所の井上治久教授=24日、京都市左京区(寺口純平撮影)

 チーム責任者で同研究所の井上治久教授(神経内科学)は、平成24年にも同様にALSの治療薬のもとになり得る物質を見つけ出していたが、「今回は具体的な効果もわかり、5年がかりでの発見につながった」という。

 チームは今回、ALS患者由来のiPS細胞から運動神経細胞を作製。これに千種類を超える化合物を試し、慢性骨髄性白血病の治療薬「ボスチニブ」が有効であることを見つけ出した。井上教授は「ベースとして、(研究に使う)神経細胞をiPS細胞から安定的に作り出す技術が大きい」と、近年のiPS細胞関連の研究の発展が背景にあったと説明。その上で、「患者に投与した場合の安全性確認などが必要で、すぐに治療で使えるわけではない」としながらも、10年以内の実用化を目指すとしている。

 また、増田副会長は「患者や家族は『いつかALSが難病でなくなる日がきてほしい』と日々願っている。今回の成果がそれにつながることを強く期待する」としている。

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