マッチングアプリって実際どう? 結婚成立の男性「ある意味、仕組まれた恋愛」 衝撃的な洗礼も (1/4ページ)

 この夏、若者に人気のマッチングアプリ「ペアーズ」が、渋谷を中心に大規模な広告キャンペーンを行った。出演しているのはペアーズを介して出会い、入籍まで至った“結婚成立カップル”。今回はそのうちの1組の新郎に、マッチングサービスでの出会いのメリットやデメリット、マッチングの精度を上げるコツなどを聞いてみた。初めてペアーズを介して女性と会ったときは、“衝撃的な洗礼”を受けたという…。

渋谷にカップルの街頭広告

 この夏、渋谷のスクランブル交差点にあるカップルの街頭広告が登場した。ポスターでは男女が仲睦まじくポーズを取り、キャッチコピーには「ペアーズは、最先端の仲人ですね」とある。累計会員数600万人を超える人気のマッチングアプリ「ペアーズ」で出会って交際を始め、入籍まで至った“結婚成立カップル”だ。

ペアーズのポスター広告。中央の男性が仁田坂淳史さん(同社提供)

ペアーズのポスター広告。中央の男性が仁田坂淳史さん(同社提供)

 ペアーズを運営するエウレカ(本社・東京都)は8月、渋谷エリアで大規模な広告キャンペーンを行った。渋谷や表参道の18カ所で冒頭のポスタージャックを展開したほか、入籍カップル出演の動画を街頭ビジョンで映した。

渋谷の街頭ビジョンで動画が流れる様子(同社提供)

渋谷の街頭ビジョンで動画が流れる様子(同社提供)

 オンライン上での恋人探しを助けるマッチングサービスの認知度は日増しに上昇し、国内市場は右肩上がりを続けている。モバイル関連の調査会社、MMDLabo(本社・東京都)が16年2月に発表した調査では、20-39歳の男女7245人のうち、約4割が「マッチングサービスを知っている」と答えた。さらに、2015年に120億円だった市場規模は17年には73%増の208億円、22年には577億円にまで拡大すると予測されている(マッチングアプリ運営のマッチングエージェント社調べ)。

 15年以降の市場成長の牽引役はスマホアプリだ。近年ではリクルートやマイナビなど大手事業者の参入が相次ぎ、いわゆる出会い系サイトと比べて健全性・安全性が高いことからサービス利用へのハードルが下がっている。SNS感覚で始められる気軽さも人気の要因の一つだ。

 だが、先行する欧米と比べると、日本はまだ“オンライン・ラブ”の発展途上国。筆者も30代同僚男性にマッチングサービスについて話したところ、「ネットでの出会いって怖くない? 20代は平気なものなの?」と不安げな様子だった。

 実際のところ、現実世界での出会いとマッチングサービスでの出会いに大きなギャップはあるのか。「みんな絶対するべき」と話す、冒頭の街頭広告にも出演した“結婚成立カップル”の新郎に、体験談をもとにメリットやデメリットについて聞いてみた。

「仕組まれた恋愛だった」