マッチングアプリって実際どう? 結婚成立の男性「ある意味、仕組まれた恋愛」 衝撃的な洗礼も (3/4ページ)

 マッチングサービスは、GPSを利用して測った距離が近い人同士や、趣味が同じ人同士など、サービスごとにマッチングの指標が異なる。ペアーズの場合はプロフィールや趣味といった指標のほか、ログイン時間や自己紹介メッセージの含意などユーザーにとって可視化されていないポイントも人工知能が解釈し、気の合う人を勧めてくれる仕組みになっている。「無事に付き合えてもメッセージのやり取りにギャップがあると、いさかいになりそうじゃないですか。そういうコミュニケーションの相性もペアーズのシステムが見抜いてくれます。助産師として働いている妻とやりとりできる時間帯が合ったんです。人工知能は人間が言語化できないニュアンスやフィーリングを解釈してくれる」(仁田坂さん)

 エウレカで広報を担当している田山慶子さんにも話を聞くと、「例えば仁田坂さんの場合は、奥様が『笑わせてくれる人がすき』というコミュニティーに入っていました。仁田坂さんのプロフィール写真のほとんどが笑顔だったので、これも人工知能がお二人の相性が良いと判断した指標の一つです」とのこと。仁田坂さんの例以外にも、同じコミュニティーに入っていなくても、「散歩好き」と「カメラ好き」の二人は相性が良いと判断するなど、自身だと見落としそうなポイントに対しても人工知能が働く。

 実際に、初めて会ってからたった9日で交際に至るほど相性が良かった。だが、前述のとおり、現在の妻と出会うまでには約10人とデートをした。その中には“マッチングサービスの洗礼”とも言うべき衝撃的な体験もあったのだ。

衝撃的な洗礼も

 「ペアーズを続けていると、いつか結婚できそうな女性と会える」と仁田坂さんが感じたきっかけには、ペアーズで初めて会った女性との衝撃的な体験があった。「外資系化粧品会社に勤務している女性で、カフェで30分ほど話をして『次のお店に行きましょうか』と促したところ、『興味がないのでここで帰ります』と言われたんです。驚きましたが、逆にすごく好感が持てました。ほかにも僕が出会った女性たちは結婚に真摯に向き合い、合理的に無駄なく婚活を進めていた。見切りが早く、後腐れもない。これを続けたら絶対彼女できるよなと、ペアーズで最初に会った女性の洗礼を受けて思いました」(仁田坂さん)

 マッチングサービスを使っていると「ネットワークビジネス」「マルチ商法」の勧誘をするユーザーもいたという。「マッチングサービスに向いている人は、上手くいかなくなったら試行回数を増やすしかないと『切り替えられる人』、マルチに引っかからない『嘘を見抜ける人』」(仁田坂さん)

最近ではユーザーの“残念な使い方”も…