海外からの評価は京都よりも上 福岡の人口がどんどん増え続けている理由 (7/7ページ)

 もう1つは海の交通ですね。福岡はクルーズ船の寄港回数で国内第1位ですが、さらに福岡からアジアの主要都市を周遊するクルージング船を出すようなことも考えていきたい。

 他方で、福岡から九州各地に移動する交通ネットワークの強化が急務です。九州新幹線が開通したことに加え、私たちも再来年から新型観光列車を走らせる計画ですが、鉄道もバスもさらに増強して、福岡からほかの町に行く交通ネットワークと楽しみをつくっていく必要があります。

 ▼共に歩んできた福岡市と西鉄グループ100年史

 (1908)前身の九州電気軌道が設立

 (1936)百貨店・岩田屋が開業。天神の街の礎となった

 (1942)地元私鉄5社が合併し、西日本鉄道となる

 (1951)プロ野球・西鉄ライオンズ球団の運営開始(72年に譲渡)

 (1961)西鉄名店街開業

 (1968)バス保有台数3,000台突破

 (1969)西鉄グランドホテル開業

 (1980)福岡市の人口(108万人)が北九州市(106万人)を超える(国勢調査)

 (2006)九州のバス乗り放題券「SUNQパス全九州」発売開始

 (2014)西鉄グループ新企業メッセージ「まちに、夢を描こう。」制定

 倉富純男(くらとみ・すみお)

 西鉄グループ代表。1953年、福岡県うきは市生まれ。78年、青山学院大学法学部卒業後、西日本鉄道入社。都市開発事業畑を歩み、福岡市・天神地区の商業施設の開発、運営に携わる。97年、不動産事業局ビル事業部開発課長。2006年、都市開発事業本部商業レジャー事業部長。11年、取締役常務執行役員経営企画本部長を経て、13年、代表取締役社長就任。

 (西鉄グループ代表 倉富 純男 文=大島七々三(ジャーナリスト))(PRESIDENT Online)