もう1つは海の交通ですね。福岡はクルーズ船の寄港回数で国内第1位ですが、さらに福岡からアジアの主要都市を周遊するクルージング船を出すようなことも考えていきたい。
他方で、福岡から九州各地に移動する交通ネットワークの強化が急務です。九州新幹線が開通したことに加え、私たちも再来年から新型観光列車を走らせる計画ですが、鉄道もバスもさらに増強して、福岡からほかの町に行く交通ネットワークと楽しみをつくっていく必要があります。
▼共に歩んできた福岡市と西鉄グループ100年史
(1908)前身の九州電気軌道が設立
(1936)百貨店・岩田屋が開業。天神の街の礎となった
(1942)地元私鉄5社が合併し、西日本鉄道となる
(1951)プロ野球・西鉄ライオンズ球団の運営開始(72年に譲渡)
(1961)西鉄名店街開業
(1968)バス保有台数3,000台突破
(1969)西鉄グランドホテル開業
(1980)福岡市の人口(108万人)が北九州市(106万人)を超える(国勢調査)
(2006)九州のバス乗り放題券「SUNQパス全九州」発売開始
(2014)西鉄グループ新企業メッセージ「まちに、夢を描こう。」制定
倉富純男(くらとみ・すみお)
西鉄グループ代表。1953年、福岡県うきは市生まれ。78年、青山学院大学法学部卒業後、西日本鉄道入社。都市開発事業畑を歩み、福岡市・天神地区の商業施設の開発、運営に携わる。97年、不動産事業局ビル事業部開発課長。2006年、都市開発事業本部商業レジャー事業部長。11年、取締役常務執行役員経営企画本部長を経て、13年、代表取締役社長就任。
(西鉄グループ代表 倉富 純男 文=大島七々三(ジャーナリスト))(PRESIDENT Online)