東京電力福島第1原発事故で全域避難が続く福島県大熊町の一部地域で24日、夜間も含め自宅での滞在が可能な準備宿泊が始まった。住民の帰還に向けたもので、町が目指す来年春の避難指示解除まで続ける。福島第1原発が立地する双葉町、大熊町では初めて。
対象は放射線量が高い帰還困難区域を除く、居住制限区域と避難指示解除準備区域の139世帯379人(1日時点)で、町人口の約3・5%。
町はこの日、治安対策のために警察官が立ち寄る「大熊町安心安全ステーション」を開設。
帰還困難区域での避難指示は継続され、再び人が住めるように整備する「特定復興再生拠点区域」を一部につくり、平成34年春までの指示解除を目指している。