
衆院本会議で内閣不信任案を提出し趣旨弁明を行う立憲民主党・枝野幸男代表。議場には空席が目立った=20日午後、国会(春名中撮影)【拡大】
しかもトランプ氏の米国からの援助は一切なし、その任を日本、韓国に委ねるとの発言はあまりにも韜晦(とうかい)、そこには「アメリカ・ファースト」の狭隘(きょうあい)な身勝手さしか見えてこない。
そうなれば間違いなくわが国が援助責務のほとんどを果たすことになろう。それは1965年に8億ドル(現在の価値で1兆円ほどか)を拠出し、これを元に「漢江の奇跡」といわれる経済復興を成し遂げた韓国を学んでいるからである。鉄道も橋も作られ、さらには産業界への投資が行われ今の韓国経済の起爆、成長剤になっていることを金氏が先刻承知しているからである。
金氏はこれを前例として前倒ししてわが国に対する経済援助要求を際限もなく引き上げて来ることが予想される。それだけにわが国は拉致問題の解決を先行させ、経済援助はその次に話し合うという明確な国の指針を確立しておく必要がある。
愚問の連続
ところがである。わが国会は2年以上もの時間をかけてのモリカケ・ショーである。米朝首脳会談でのトランプ・ショーは金氏の賢明さがあらためて全世界に伝わり、それなりに意義深かったが、モリカケ・ショーは野党の愚かさばかり。国会論議を恒間見ると、マスコミ報道のデータを基に倒閣のみを目指す野党議員からの同じ質問の繰り返しである。今こそ国際平和、その中での北朝鮮問題の解決に向けて奔走する安倍晋三首相を一致団結して支えていく姿勢こそをと願うのは全国民の期待のはず。それがなんとかしてモリカケ答弁者から失言を引き出そうとする中身のない愚問の連続で、ほとんどの国民はいらだち、腹立たしく、失望の念を深めているのである。