参加者を呼び込む原動力となっているのが、SNSやブログへの投稿だ。受け入れ態勢に限度があるため、海外向けのPRは積極的にはしていない同ツアーだが、エレベーターで昇ることができる主塔頂上で見学者が撮影した写真がネット上で人気を集め、新たな参加者を巻き込んでいるという。「非日常的な画像が撮影できると、口コミを中心に人気が広がっているようだ。受け入れが増えてきているので、英語と中国語での音声案内を用意するなど対応を進めている」と同高速道路・神戸管理センター(神戸市垂水区)の布廣淳史副所長は説明する。
埼玉県東部を流れる地下河川「首都圏外郭放水路」(総延長6.3キロ)も人気の一つだ。中でも、同県春日部市の地下50メートルに設置された「調圧水槽」は、高さ18メートル、サッカー場ほどの広さの空間に、重さ500トンの柱が59本も並び、「まるで地下神殿のよう」とネット上で注目されている。
管理する国土交通省江戸川河川事務所によると、約2万人の見学者のうち1割程度が海外客とみられ、英語による解説パネルやスマートフォン用の多言語アプリを導入するなど、対応を進めている。