今年最大のトホホ夫婦? 体操協会・塚原夫妻がやらかした「初期対応」の大失敗 (2/3ページ)

日本体操協会の塚原光男副会長(左)と塚原千恵子女子強化本部長
日本体操協会の塚原光男副会長(左)と塚原千恵子女子強化本部長【拡大】

  • 吉澤ひとみ被告

 吉澤被告ははねた後、15分後に警察に通報し自首。被害者を助けなかった理由については、自動車を停車させる場所がなかったため立ち去ったと説明したが、後に公開されたドライブレコーダーの映像だと場所は十分にあることが分かった。

◆なぜ第一声で謝罪しなかった

 結果的に塚原夫妻も吉澤も謝罪をするに至ったが、つくづく思うのが「なぜ、第一声で謝罪をしないのだ」ということだ。どちらにせよ、悪事は後にバレるものなのだから、傷口を浅くするためにも最初の段階で謝る方がいい。塚原副会長は翌日、大勢の報道陣の前で「本当に申し訳ないことをしました。宮川選手にお詫び申し上げたい」と後にした謝罪をあのタイミングですべきだった。

 吉澤の場合は、はねた直後に車を停め、すぐに被害者に謝罪すべきだった。

 人間は何らかの間違いを犯してしまった後や告発をされた後は、少しでも好意的な意見を入手しようとするし、ネガティブな意見には耳を傾けたくなくなるもの。あとは、自分のことを正当化できる材料を見つけにかかり、自己保身をまずは図ってしまう。

 これは多分あまり賢くない。すべての状況はネガティブに、場合によっては最悪の事態を考えておいた方がいいのである。その前提を基に行動をすれば、少しはマシになる。

 とにかくネットスラングで言うところの「謝ったら死ぬ病」の人が多過ぎる。そして、これらの人はもはや言い逃れができなくなるまで追い詰められたところでようやく謝罪に至る。

◆思い出される恩師の言葉

 中学1年生の時の担任の言葉でよく覚えているものがある。

謝罪と釈明の順番を間違えるな